進撃の巨人を読み解く

進撃の巨人はSFを下敷きにしたヒューマンドラマだ・・と思う

040 最新話からの考察 109話① 導かれた者、導いた者

みなさんこんにちは。

 


深すぎました。

作者が109話で答え合わせをしてくれたこと、もちろん100話以上に及ぶ積み重ねがあるからなんですが、ちょっと深すぎて悪戦苦闘しております。あえて読書感想文を書くならば、最初は1~2時間の映画でも観たような重厚感と、なんだか一気に社会派な雰囲気を感じていました。読み返すうちにそのサスペンスホラーのような深みが襲ってきて・・ちょっとまとまりが悪い点は申し訳ないのですが、今月も最初から考察記事でお届けします。

 

 

 

 

この記事は最新話である109話までのネタバレを含んでおります。さらに登場人物や現象についての言及などなど、あなたの読みたくないものが含まれている可能性があります。また、単なる個人による考察であり、これを読む読まないはあなた自身に委ねられています。その点を踏まえて、自己責任にて悔いのないご選択をしていただけますよう切にお願い申し上げます。あなたの選択とその結果に対して、当方は一切の責を負うものではありません。

※画像は全て 「進撃の巨人(諌山創著 講談社刊)」 より引用させていただき、個別に巻・話を表示しております。注記のないものは全て109話からのものです。

 

 

 

 

 

[導かれた者、導いた者]

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とりあえず軽めに諸々にも触れておきます。

 

 

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キヨミさんを迎えるザックレー総統と部下3名、その出迎えが寂しいものとなったのは、このあたりが理由でしょうか。


ジークや義勇兵などなど、多くのことへの対応で人が出払っている(そのため総統自ら出てきた)


義勇兵たち同様、アズマビトを警戒している。もしくは、そういった内部の人間に備えてアズマビトを守るために秘密裡に上陸させている


・昨晩、何かが起こっているが、それはまだ明らかになっていない

時系列はガビファルコを基準に考えれば、まだローグたちのお食事会の翌日でしょうから、なぜか憲兵が出てこないがその理由はまだ分からない、といった可能性も残っていますね。

 

 

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しかしキヨミさんも、義勇兵の拘束すらある程度想定内だったように見えます。また、地鳴らしの試験運用にはシガンシナ区の突出部の巨人を使う計画のようですね。

 

 

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イェレナがフロックを導き、エレンになにかしらの影響を与えたことはほぼ間違いないのでしょう。ただし自己を厳しく律していたことは、それだけ事の実現のために真摯にあたっていたという可能性もまだ残ってはいますね。

 

 

 

 

そして、”今月の~”コーナーから一躍メインとなったガビファルコです。

 

 

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まず、サシャの方言は南方マーレのものと同じようです。マーレ人である可能性も出てきましたね。確かにマーレのために殺した相手がマーレ人だとしたら、ガビにとってはより衝撃的かもしれません。エルディア人である場合は、南方がエルディアの古い地域、もしくは古い伝統を残している地域ということになります。それは見方によってはエルディア人の古い血統、すなわち始祖ユミルに近い血を持っているという可能性にも繋がるかもしれません。

 

 


ところで、ガビの無意識はもうとっくに気付いているようです。島の人間が悪魔じゃなくて、自分たちと同じ血の通った人間だということを。でも彼女の無意識はそれを認めることを拒否しています。認めてしまったら、今までの自己が崩壊し、自分がしてきたことへの罪悪感で心が壊れてしまう可能性があるからです。

今回は最初から最後まで、その自我の崩壊への抵抗が描かれていると思います。とても大事なところだと思いますので、少し丁寧に見ていきます。

 

 

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馬を見て逃げることが浮かんでくるのは、無意識が行くのを嫌がっているからだと思います。馬に乗ったこともないのに、というのもポイントだと思います。何とかして逃げ道を探しているんです。

お呼ばれした集まりとかがあって、もう家を出なきゃという時間に「あ、あれもしておかなきゃ」みたいな考えが浮かんできたりとか、普段しない忘れ物をして取りに戻らざるを得なくなったりとか、それと同じ感じです。無意識は行きたくないんです。だから普段だったら事前にやっているようなことを忘れさせて、直前に思い出させるんです。そこで「もう遅れちゃうし悪いから、急用入ったことにして断ろうかな」なんて思いが浮かんできたら、あなたの意識は無意識に負ける寸前ですよ笑。

 

 

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-…私は悪魔共と一緒に食事なんてできない…

もうのっけから逃げる言い訳のオンパレードです。ではなぜ逃げ出さないのかというと、おそらく意識には少しだけ、本当のことを知りたい欲求があるんじゃないかと思います。ファルコに言われたことの影響もあるかもしれません。あと寝食のことや逃げたところでどうなるという部分もあって、それらが無意識の抵抗とせめぎ合ってるんじゃないかと思います。

 

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-何日でもおったらいいって

 

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そしてやっぱり見たくないものが、それも想定以上の優しさで襲い掛かってきます。

 

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だから、無意識に拒絶してしまいます。このシーンは「悪魔だから」と意識して手を払いのけたわけではないことがよく分かります。ガビ本人が自身の行動に驚いているんです。無意識は現実に目を向けることに怯えているんでしょう。恐くて恐くて仕方なくて、でもそれを隠すために虚勢を張り続けている感じでしょうか。

 

以前のサシャも他者が恐くてしょうがありませんでした(9巻36話)

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恐怖から壁を築いていることによって、相手も壁を作って対抗してきます。動物は意識が邪魔をしない分、より直接的に表に出してきます。

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壁があるということは、相手の本心が見えません。つまり自分を騙そうとしているのかもしれない、だから自分を守るために攻撃するんですね。

ところがサシャの両親はガビを攻撃しませんでした。それは他人を信じることができるからでしょう。サシャがカヤを導くに至った考え方も、同様のものでした。

 

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-これが悪魔の仕業…

それでも無意識は、なんとかして悪である理由を探し出そうと必死です。

 

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-いくら善人のように振る舞おうとも逃れられる罪の重さではありません

 

ところが・・

 

 

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-君達はマーレから来たんでしょ?

 

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カヤはマーレから来たことを既に知っていました。そして知っていてなお、あんなに優しくしてくれていたことをガビは改めて思い知らされます。

 

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-おかしいと思ったんだ!!
-島の悪魔がこんな親切なはずない!!

そんなこと余計に認められるはずがありません。でもこのセリフ、島の悪魔が親切なことを認めてないと言えませんよね。

 

 

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それでもカヤは許容してくれます。もはやガビの心はサンドバッグ状態。

その後のカヤとの言い合いは、もはやその場しのぎの支離滅裂な理屈しか言えなくなっています。カヤの疑問は率直で純粋なだけに、ガビは言えば言うほど全てがカウンターとして返ってきて、何も言えなくなってしまいます。

 

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-マーレで生まれただけなのに…

パラディで生まれただけで殺された母を持つカヤが、マーレで生まれただけの彼らに理解を示します。

おそらくガビはレストランでニコロに責められるのでしょう。それをカヤがかばうのかどうかがキーになってきそうな気がします。その時カヤは、サシャを殺したのがガビだと知った後でしょうが、それでもかばいそうな感じではありますよね。それがサシャの導きがもたらしたものなんでしょう。


一つ懸念があるのは、ファルコのこれですね・・

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ただ、これは個人的な考えですが、ガビは確かに盲目的でその理屈は客観的におかしいところが多いかもしれません。でも、ガビの言っていることにも一片の真理があるような気がします。子孫だから、自分たちは直接やってないから関係無いと言い切れるのかというと違うように感じます。だって子孫はその上にたって生きているわけですから。先祖の罪を償い続ける必要は無いでしょうけど、その歴史を、相手を慮ることは忘れてはいけないのではと今回読んで思った次第。

 

 

 

 

さて、サシャの場合 で考察しました通り、本来の自分の解放がこの作品には随所に描かれています。その流れを簡潔に書くと、相手の本音を知り、お互いがそれを許容することによってそれぞれが自己承認を成します。その結果、相手以外の他者をも信じられるようになるというものです。それは本当の意味で分かり合うことと、そこから生まれる人類全体への信頼、といった感じです。分かり合いというか、相互理解と言ったほうがしっくりくるかもしれません。

この相互理解は、心理学で言うところの共感がベースになっていると思います。共感とは、相手の感情や立場をできるだけ理解するように努め、そこから相手の気持ちを慮ること、といった感じです。人間は相手の考えていることを100%理解することはできませんが、それに近づく努力をした結果が共感だとも言えるかもしれません。

そしてこの相互理解は連鎖をするものとして描かれているように思います。

 

サシャはユミルによって相互理解を促され、それ以降はだんだんと方言を出すことを厭わない、つまり心の壁を取り払った描写をされていきます。サシャが心の壁を取り払ったことにより、カヤも心の壁を取り払って応じ、最近ではニコロとも良い関係を築くに至りました。相互理解が繋がっていってるんです。

もう一つ例を挙げましょう。ヒストリアもユミルによって相互理解を促され、やがてエレンとの相互理解に至っています。自己否定のどん底で他者承認をされたエレンは、やがて自信を回復しライナーとの相互理解にまで至っています。つまり、ユミルが導いたヒストリアがエレンを導き、そのエレンがライナーを導いています。もちろん”相互”理解なので、導いた側も同様に成長していると思います。

余談になりますが、ライナーとエレンは訓練兵時代はライナーがエレンを導き、最近ではエレンがライナーを導き返しているような感じにもとれますね。

どうもこの相互理解の導きが、平和への一筋の光明だと作者が言っているように感じて仕方がありません。確かに人々が相手を理解しようと努め、他人は信じられるという考えで繋がっていけば争いは減っていきそうです。今回のお話でもサシャに導かれたカヤが、本音のぶつかり合いによってガビを導きつつあるように見え、それが良い方向にむかえばガビの生み出す争いは絶たれるかもしれませんよね。

 

 


しかしながら、世界は残酷です。

 


その対極とも言うべき”導き”が、今回ではっきりと見えてきました。先に言ってしまいますが、今回描かれた”導き”は対立をもたらすものとして描かれていると思います。

 


ルイーゼがミカサに導かれた者なのは言うまでもないでしょう。

 

ミカサの行動によって考え方が変わり、それを憧憬の対象としています。彼女は「ミカサのようになりたいから」調査兵団に入り、敵と戦う意志を持っているわけです。

この”導き”は、先述した相互理解の導きとは様相を異にしています。

なぜなら、ルイーゼはミカサの感情を理解していないからです。彼女はただ、ミカサの言動を見て自分で自分の考え方を更新したに過ぎないんです。つまり、彼女の憧れている”ミカサ”はミカサ本人ではなく、あの時見たミカサから彼女が心の中で創り上げた”ミカサ”なんです。その問題点を、作者は次のような言葉で表現しています。

 

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-私はあなたに命を救われたあの日から…
-あの時のままです

時が止まっています。彼女の中の”ミカサ”は、あの時のまま変わることはありません。でも実際のミカサは生きています。生きているということは時間が経過し、状況や立ち位置が変わり、それに伴って考え方も変化していくということです。するとルイーゼの”ミカサ”と実際のミカサの間にズレが生じてきます。それをルイーゼの視点から見た時、言行不一致のような感覚に陥るのではないでしょうか。「あのミカサさんだから憧れて、そうなりたいと思って努力してきた。なのに・・」といった感じで。

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そしてその失望感は、次のようなおかしな事態を招いています。

 

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-イェーガーさんのためなら彼の自由をー

彼女が言っていることは、「私の知っている”ミカサ”さんなら、イェーガーさんを助けるはずでは」と、ミカサ本人に異議を唱えているわけですよね。「あなたは本当のミカサさんじゃない」と言っているに等しいと思います。

当たり前ですが、本人は本人以外の何かではないわけですから、他人がこんなことを言うのはおかしいんです。でも、ルイーゼから見たら今のミカサが「何かおかしい」と感じられているわけです。前述のセリフも、「私は変わってないのに、あなたは」という裏の意図があるわけです。

なるほど実際人間ってこういうところあるなと、衝撃すら覚えました。私たちは頭の中で他者のイメージを固めていき、本人がそのイメージから逸脱したと感じた時、「あれ、違くない?どうしたの?」と本人を差し置いて疑念を呈したりします。

そしてその過程に本人の感情や、その変化は介在していません。

 

ミカサにしてみれば導いた意志も自覚もないまま、ルイーゼが勝手に憧れ、勝手に失望し、勝手に異議を唱えていることになります。ミカサがしたことは、人々を守るために巨人を倒したことと、普通に生きて時を経たというだけです。何も間違ったことはしていません。

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ところがいつの間にか、勝手に上げられた反動からの下げによって、現在の自分の否定、いわば敵意に近いものが生まれています。この導いた側への返しって恐ろしいですね。

 

 

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-その姿勢に変化があったのですか?

ハンジはかつて情報統制からの解放で記者たちを導きました。そして今、彼女はその返しを受けています。「あなたは悪い方向に変わってしまったんじゃないですか?」って。

つまり導いた側は、それがたとえ普通の変化であったとしても反発される可能性があるということです。と同時に、もともとは正しい考え方を基にした言動であっても、それが他人を経た時にゆがめられていくことも示唆しているように感じます。それはあたかも伝言ゲームのように。

 


お互い視点の違う正しさのぶつかり合いで平行線なハンジとフロック、どちらも基になっているのは”みんなが助かるために”であることは間違いないはずです。であるにも関わらず、”力への幻想”に導かれた者たちと”和解への幻想”に導かれた者たちが、相容れない対立に追い込まれています。

 

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ジャンとコニーの険しい表情は、兵規違反を犯した者への視線以上のものを感じさせます。

もう一度言いますが、彼らは同じ調査兵団の仲間であり、同じ目的である”みんなが助かること”を願って行動しているに過ぎないのです。

 

そう考えれば、サネスでさえも自分自身とその所属する集団の信じる正義に導かれて行動していたにすぎない、と言えるのではないでしょうか(14巻55話)

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-俺は この壁の安泰と…
-王を…信じてる…
-俺達のやってきたことは…
-間違っていないと…

 

 

仲間であるはずの集団内ですらこんなあり様ですから、結局のところ人間は2人以上いたら相争う”仕組み”にできている、ということなのかもしれません。こんな形で対立を生みだしてしまう人間の本質を見ていると、確かに平和へのかすかな希望は相互理解なのかもしれないと思わされます。

フレーゲルは記者同様にハンジに説明を求めてはいますが、少し温度差があるように思います。

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ハンジが信じろと言うなら彼はそれを信じると、ハンジの心に寄り添う部分があるように感じます。王政編でのハンジとの本音のやり取りによって相互理解が生まれていたため、かもしれません。

 

そのハンジもフロックの意見に反論しながらも、理解を示そうとしています。

 

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-君が正しいのかもしれないね

 

そして気になるのはこのセリフに対するアルミンの反応だったりもします。

 

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先述した通り、ジャンとコニーは敵意とも呼べるような表情でフロックたちを見ているように感じます。ところがアルミンは一人だけ、驚いているように見えます。何にって、ハンジの言葉にですよね。

 

 

 

1年前、エレンは104期のみんなを導いていました(27巻108話)

 

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-お前らが大事だからだ
-他の誰よりも…

 

彼らが導かれたことは、このセリフからも分かります(26巻105話)

 

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-やっぱりお前らは特別だよ…

 

そして他の例から明らかなように、彼らの中ではその1年前で時が止まっていますから、状況が変わったエレンが自分の思いからはずれると不信感を覚え、異議を唱えます(27巻108話)

 

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-あいつはエレンじゃない

 

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-あいつが大事だと言った俺もコニーも…サシャもだ

不信感のある状態から見てますので、エレンが笑ったことの裏にある感情に想像をめぐらしたり、真意を問いただしたりすることをせず、ただネガティブに受け取ってしまうのかもしれません。


一つ面白いのは、各個人が導かれる土台の違いです(27巻108話)

 

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この2コマを続けて見ていただくと一目瞭然だと思いますが、エレンがサシャの死を笑ったことを聞かされた時のミカサとアルミンには明らかな温度差があります。ミカサの驚愕と言うような態度に対して、アルミンは最初こそ驚きこそすれ、2枚目では既に平静を取り戻しつつあるかのようにも見えます。しかも間髪入れずに”エレンを殺す”可能性を説いているわけです。

それはなぜかと考えてみれば、アルミンは既に夢のことで導かれ、それが自分の思いからはずれて不信感を持っていたからかもしれません。彼の視点から見れば、「ああ、やっぱりな」ということになるんでしょうか。おそらく夢の導きは、彼の中でもの凄く大きかったため、その反動もまた大きいのではないでしょうか。

 

そしてミカサは、エレンによる”残酷なこの世界の生き方”に強く導かれて、現在も強い憧憬を持っていると考えられます。だから最後まで反論をしていますし、驚きもより大きくなるのでしょう。そしておそらく、その導かれ方はアルミンよりも強いんじゃないかと思います。

 

そこに、今回のフラッシュバックが起こったということです。

 

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導かれたミカサが生む感情、導いたエレンに返ってくるものは先ほども書いた通り・・

 

 

 

 

 

 


本日もご覧いただき、ありがとうございました。


written: 9th Sep 2018
updated: none