進撃の巨人を読み解く

進撃の巨人はSFを下敷きにしたヒューマンドラマだ・・と思う

082 最新話からの考察 119話 弟と兄

 

みなさんこんにちは。

 

あと1年少々は続くだろうなんて書いたばかりでしたが、すぐに終わってもおかしくない展開がきてしまいました笑 まだいろいろ残ってるので大丈夫だとは思いますが(思いたい)


あまりに色んなことが起こりすぎて、考えるより感じろ、なんかそんなことを言われているような気がします。と、次回の展開予想ができそうにない言い訳をしておきながら、この記事ではいろいろと情報を整理しておこうと思います。

 

今回は兄であるみなさんの弟への想いが感じられて、もの悲しくも美しい話でしたよね?

 

 

 


この記事は最新話である119話までのネタバレを含んでおります。さらに登場人物や現象についての言及などなど、あなたの読みたくないものが含まれている可能性があります。また、単なる個人による考察であり、これを読む読まないはあなた自身に委ねられています。その点を踏まえて、自己責任にて悔いのないご選択をしていただけますよう切にお願い申し上げます。あなたの選択とその結果に対して、当方は一切の責を負うものではありません。

※画像は全て 「進撃の巨人(諌山創著 講談社刊)」 より引用させていただき、個別に巻・話を表示しております。注記の無いものは全て119話からのものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


[弟と兄]

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まずはもろもろに触れておきます。

 

 

 

 

 

 

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まさに"prayer"化が止まらないイェレナ。ただ祈るだけなのでしょうか、今後の彼女の動きが非常に気になります。

 

 

 

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その神様は肩口を射抜かれただけかと思いきや、ずいぶんとえぐられてました。こんなペラッペラでよくうなじから這い出られたなあというのは、さすがに野暮なんでしょうね。

 

 


そんなジークと思考の方向が似てるこの人、

 

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-エレン…もう止まってくれ…

これまでから引き続き、”もういいじゃないか、死を受け入れよう”という立ち位置は変わっていません。ところで、

 

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ここめっちゃ重要な気がします。ここでライナーはエレンが巨人化を止めようとするかのような身振りをしたことに気付き驚いています。ジャンたちの想像を後押しするような行動でもあるわけですが、今のところ実際の行動として見たのはライナーだけ。彼の視点から見れば、ただただ敵を駆逐しようとしているのではないかもしれない、さらに続けざまにいろんな人が”誰かを守ろう”としていくところを目の当りにするわけです。

今回はもうみんなが必死でした。敵だ味方だみたいなものがよく分からなくなってくる混戦の中で、みんながそれぞれ必死になにかをしようとしています。それはつまり、”生きようと必死だ”ってことじゃないかと思うんです。そんな中、早く死にたくて仕方がないこの人と、みんなで死ぬために戦ってるあの人は、果たしてどうなっていくんでしょう。

 

 

 

 


ところで今回は”おっとこまえ”がいっぱいでした。

 

 

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まずピクシス司令、こんな状況でもブレないところはさすがです。しかも携帯用のスキットルじゃなくて1ℓはありそうな大瓶抱えてます。男前すぎ笑

 

 

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フロックはそれでもやっぱりフロックしてて、どうあがいても死ねない。彼の地獄はまだ続いてしまうようです。

 

 

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-これで… はっきりしたよな
-最後まで俺の方が上だって…

そしてなんといってもポルコ。とても悲しいけれど、進撃にしては珍しく、かっこよく死なせてもらえてまだ良かったかもしれません。最後の言葉までツンデレ担当としての意地を見せつけてくれて涙。R.I.P.

 

 

 

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-その後で好きなだけ殺し合ってくれ!!
-マーレ人もエルディア人も好きなだけ殺せばいい!!
-でも弟は巻き込まないでくれよ!!

コルトの本音。建前ではない本音。マーレもエルディアもくそくらえ。他人が死のうが知ったことじゃないが弟は守りたい。いつもは”全体”の中できれいごとを言っていたとしても、やっぱり最後は”個”の想いのぶつかり合いなのでしょう。だから個と個が相容れないものであるなら、お互いの想いが理解できたとしても戦うほかないのかもしれません。R.I.P.

 

 

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だから最後は個の想い。繰り返しを断ち切ることがみんなの平和のためにはきっと必要なのかもしれない。でも、大事な人を殺されて、それでも歴史とやらを繰り返さないためにただ黙っている、そんなことが誰にできるというのでしょう。相手の想いが理解できたとしても戦わなくてはならない時がある、のかもしれません。

 

 

 


前置きはこんな感じでしょうか。

 

 

 

あ、あと、どうでもいいと言われようが、これは書いておかないといけない気がします。

 

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シガンシナの扉部分は、硬質化した進撃にただ穴を開けた状態のまま使っていたようです。

 

パラディ島民さん、なかなかに雑であります。

 

ここから想像できることとして内門側も同様と考えられます。つまりシガンシナ区は、”前門の進撃、後門の進撃”といった感じになっているわけです。そして今回、

 

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外門のすぐそばに「マウントされる進撃」のオブジェが誕生したことになります笑 シガンシナ区は観光資源には事欠かない街であります。

 


いやいや、冗談を言ってるような事態ではありませんでしたね。

 


とか言いつつ、実はマーレも負けていません。マーレというかマガト個人ですが。

 

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車力の背から狙撃していたはずのマガトはここだけ外に出ています。車力はイェーガー派の襲撃を受け続けているため、乗り降りする間はないように見えます。

 

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この上段から下段への一瞬で離脱したということなのでしょうか。そういうことになるはずです。まぁ確かに乗ったままだとしたら、いくらマガトが”酔わない”とはいえブン回しすぎですよね、ピークちゃんが。

なんにせよ彼も、”砲塔内のマガト、砲塔外のマガト”を体現しているのです。いや、そんなことはどうでもいいんです。別にこれはあげつらってるわけじゃなくて、一つの可能性を示唆しているかもしれないと思うんです。普段こういう整合性が苦しい場面って、進撃ではあまり見られませんよね? 今回、作者が締め切りの2日前まで原稿を直し続けていたコメントがあったわけですが、もしかしたらその影響かもしれないと考えられるのではないでしょうか。すると何が言えるのかというと(29巻116話、30巻119話)

 

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エレンのパンツが五分丈になっておらず、靴まで履いているのも、それである可能性がなくはないということです。

 

 


では、エレンの話にまいりましょう。

 

 

 

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うなじ付近を明らかに貫いている描写がされてますから、死んだという可能性もおおいに考えられます。もし生きているとするならば、その理由は大きく分けてこの2つによるものでしょうか。

・戦鎚方式でダミーだった
・意識の移転で回避した

どちらも充分に可能性があると思いますが、先にツッコめるところはツッコんで推理の材料にしてみたいと思います。

 

まず戦鎚方式。戦鎚のダミー生成に関しては、レベリオ戦では接続する”ヒモ”がトリックになっていました(25巻102話)

 

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101~102話あたりを読み返していただければ分かりますが、煙なんかを巧みに使いながら戦鎚の足元はハッキリとは描かれないようになっています(25巻101話)

 

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進撃の足はしっかりと描かかれてるにも関わらず、です。細やかな伏線の描き方ですね。さて今回、

 

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この2枚を見るにヒモはないかもしれません。もちろん始祖の能力かなんかでヒモ不要で遠隔操作が可能ということであればそれでもいいんですけど、だとしたらなんでもありということです。そこでもう一つの根拠であるエレンのパンツと靴が浮かび上がってくるわけですが、ここで先ほど書いたことが可能性として出てきます。つまり、描写ミスである可能性もなくはないかもしれないということです。

 

とはいえ可能性は無限に広がっています。そこで逆に、ヒモも不要で、イメージした通りのダミーを生みだせると仮定してみましょう。

 

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エレンのダミーは必死にジークに接触しようとしているわけですから、ダミーでも始祖として繋がることは可能だということになるはずです。

でも待ってください。

もしそうであるなら、最初からダミーをフロックたちに帯同させてジークと接触すれば良かっただけ、となってしまわないでしょうか。やっぱり戦鎚方式はやや苦しいような気がします。

 


今度は意識の移転について考えてみます。

 

ちょうどかぶせるかのようにアニメでライナーがそれをやっていましたので、振り返って見ましょう(19巻75話)

 

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-危なかった…
-あの時…意識を全身に移すのが一瞬でも遅れていれば
-あのまま即死だった

ケース1
ライナーは人の状態である時に脊髄の部分を切断されました。つまり、脳と背骨の脊髄部分のコネクションが切断されると神経ネットワークが機能不全に陥り、脳死のような状態になるという感じでしょうか。それを一時的に全身(おそらく背骨の脊髄の他、全身の神経細胞を代替使用するイメージでしょうか)に意識を回すことで、修復される間の機能不全を回避するということだと思います(19巻78話)

 

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-神経網を通じて巨人の脳を利用すれば
-記憶も失わずに済む

ケース2
こちらは巨人である場合。ベルトルさんによれば、巨人体の神経ネットワークを利用すれば同様の回避ができるようです。もちろんこちらは今回のケースとは異なりますが、注目すべきは「巨人の脳を利用すれば記憶も失わずに済む」という部分。つまり脳というのはネットワーク内で記憶の貯蔵庫のような役割を持っているということになります。実際、このケース2ではライナーは脳を吹き飛ばされており、少なくとも短期の記憶を失っていました。ケース1は脳自体は無事だったので、記憶を失うことはありませんでしたね。

 

さて、今回の場合においてエレンが意識の移転を使用できる可能性は充分考えられると思います(28巻112話)

 

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-「道」を通じて過去のアッカーマン一族が積み重ねてきた
-戦闘経験までをも得ることができた

アッカーマンに関するこれが正しいかどうかはまだ分かりませんが、いずれにせよエレンは「ヨロイ・ブラウン」の摂取により”鎧の巨人ネットワーク”に繋がっていると考えられますから、ライナーや過去の継承者のやり方を潜在的な記憶として、すなわち体が覚えているはずです。手を噛めば巨人化できることをエレンの身体(無意識)が知っていたのと同じ、こう言った方が分かりやすいかもしれません。


ただし、不確かな点としてはエレンに再度巨人化する「力」があるのかどうかというあたりです。まず、エレンは「巨人化直後」ではありますが、エレン自身の身体は傷ついてなさそうですから「その修復で手一杯」ということにはならないはずですが(20巻81話)

 

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-巨人化直後…体を激しく損傷し
-回復に手一杯なうちは巨人化できない
-そうだったよな?

だから「力」が残っているなら巨人化も可能かもしれません。ただ、ライナーが頭を吹き飛ばされたケース2と異なるのは、エレンが現在巨人化していないことです。つまり一時的な回避は可能だとしても、脳が無いにも関わらず再び巨人化するという意志や行動を取ることができるのかどうかは不明です。もちろん無意識的な反応としてできる可能性も普通にあるとは思いますが。

いずれにせよ、生きていて修復する場合であれ、巨人化できて修復する場合であれ、かつてのライナー同様にしばらく動けなくなることは想像ができます。

 


もう一点注目したいのは、頭がジークの方へ飛んでいるだろうということです。

 

 

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先ほども書きましたように脳は記憶の貯蔵庫であるだろうと考えられます。切断されて数秒としないうちならまだ生命活動も止まっていないでしょうから、ジークはエレンの記憶と接続ができるかもしれません。

 

そして、これなんじゃないかと気付いたんです。

 

推測の域をでませんが、エレンがジークの叫びを止めようという少し矛盾するような態度を取りながらも、今までずっとずっと接触をしようとし続けていたのはおそらくこれではないかと。

つまり、もともとエレンはグリシャの記憶を見せようと思っていたんじゃないでしょうか。グリシャがなんでああいう育て方をジークにしてしまったのか、そしてそれをどのように後悔し、自分をどのように育てようとしていたのか、それを見せたかったんじゃないかと思うんです。それはつまり、ジークが「自分は生まれなければ良かった」と思ってしまったのは当時の無知だったグリシャの失敗によるものであって、ジーク自身に価値が無いということでは決してなかったということです。そして、ジークに”誰かのために死ぬ”のではなく”自分のために生きたい”と思って欲しくて、その上で”自分が生きるために”一緒に戦いたかったんじゃないかなと。


コルトやマルセル、そしてジーク。兄と妹のような関係ということではライナーとガビもそうでしょうし、サシャとカヤも少し似た感じかもしれません。兄や姉は、個人的な想いとして弟や妹を守ったりするのだと思います。でもコルトがガビを推していたように、マルセルがライナーを持ち上げたように、ライナーがファルコを後押ししたように、時として自分の弟や妹を守るために他人を犠牲にするようなこともしてしまいます。さらには兄自身の命さえも投げうってしまったりします。

これは見方を変えれば、兄としての”個”の想いではあるけれど、兄と弟という最小単位の”全体”の考えに変換されているとも言えるんじゃないかと思います。自分が犠牲になってでも弟が生きてさえいれば良い、その弟を家族、仲間、国、みんななどに変換してみれば、今まで描かれ続けてきた「自己犠牲の精神」となんら変わりません。


そしてそんな時、もしかしたら弟や妹はこんなことを考えているのではないかと思うんです。

 

それでもやっぱり「自分が自分のために生きろよ」って。

 

もちろん自分を想ってくれる気持ちは嬉しいものだろうと思います。でも弟にしてみれば、自分だって兄に生きていて欲しいわけです。でもそんな弟の想いが斟酌されることはなく、兄の想いだけが一方的に優先されがちです。社会的にも兄が弟を守るのが当然だという風潮があります。さらに言えば、実際そう思うわけではないかもしれませんが、兄が自分のために死ぬことって大変な重荷だと思います。今後ファルコが兄を殺したのは自分だという思いに囚われるかもしれませんし、それを拭い去るのはかなり困難だろうと推測します。カヤからすればサシャは島を、すなわち自分たちを守ろうとして死んだことになり、そんな彼女のサシャへの想いは一度は友達になったガビへの憎しみに転換されました。

弟は弟である以前にひとりの個人であり、個人として兄とは異なる意見や考え方を持っています。でも生まれた順番が先か後かというだけで、対等な個人ではなくなぜか無条件に「守られる者」として取り扱われたりします。だから彼らは思うのかもしれません、「肩を並べて生きていきたい」と。それは時に自分が守られるに値する存在なのかという疑問や自己否定、あるいは反動ですごい人にならなくてはという義務感、または活力に繋がるかもしれません。兄弟というのはそんなすれ違いを抱えがちなものとも言えるのかもしれません。

別に何が正しいとか悪いとか言ってるわけではありません。これが人間の性質であり、そこから様々なものが生じていて、それが人間社会とか歴史と呼ばれるものを作っているのだろうと。そしてそれが描かれているんじゃないかなと思う次第です。

 


そしてやっぱり思ってしまうんです。果たして兄の弟への想いというのは、ただ単純に美しいものなのだろうかと。そんなことを問いかけられているように感じるのです。

 

 

 

 

 

 

まぁ実際そう都合よくジークが記憶を見ることができるとは限りませんし、そもそもエレンの生死も不明なわけです。あるいはエレンの意識がない状態での接続が可能だとするなら、ジークが怒りにまかせて”なにか”をする可能性は高いと言わざるを得ないかもしれません。それを発動するのはジークの意志による、ということになるでしょうから。

私は以前から物語のラストはエレンが既に死んでいる状況だろうと予想してますので、もし仮にこのまま死亡するとしても受け入れやすくはあります(といっても思っていたよりずいぶん早いし、ジークより先というのは全く予想外ですが。)まぁ今回はまだまだどちらとも言えない感じですが、いずれにせよエレンの記憶、すなわち進撃と始祖の記憶を誰かが見ることになるとは思っていますので、そこへ向かうには避けられない展開なのかもしれません。

 

 

 

 

 


-おまけ-

 

ファルコの巨人体は、なかなかのクリーチャー度合いでした。

 

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そしてやっぱり鎧なのかと思わせてからの顎の継承。これは全く予想外でしたが、なるほど顎ってのは”守る”性質だったと考えれば納得ができます。鎧のなんたるかも見えてきた気がします。これはまた別の記事で書くと思いますが、ひとことで言えば鎧というのは自分を守るためのものですよね、ってことです。言うなれば壁のようなもの。

 

ところで今回最大の謎はこの場面かもしれません。

 

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なぜファルコ巨人はライナーを食うのをやめたんでしょうか。固くて噛み切れなかったからでしょうか笑

 


いやいや、たぶんこれですよね(26巻103話、26巻104話)

 

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-これは…… まさか……
-(俺を…殺してくれ…)

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-外にいるのは敵ばかりじゃありません
-オレもガビも…
-みんな あなたの味方ですから…

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-ライナーさんをそっとしておくことはできないかって思って…

無垢巨人になってもわずかに残っていたファルコの意志が、彼を押しとどめたんじゃないでしょうか。

 

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それを示すかのように、何かにハッと気付くようになってから、直後にもがくかのような動きをしました。そしてそこから逃げるかのように、ポルコの方へ一目散。

 

 


だからどうした、と思われるかもしれません。何が言いたいのかというと、

 

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-…やれ
-…ファルコ

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-ライナーをやれ!!

 

ファルコの”意志”はジークの”命令”に抗った、ということです。

 


-おまけおわり-

 

 

 

 

本日もご覧いただきありがとうございました。


written: 10th Jul 2019
updated: none